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エージェントの選び方

コラム_エージェントの選び方

はじめまして、FLEERANCE90営業のTです。
フリーランスエンジニアのみなさんのお役に立てるような記事を書いていきますので、何卒よろしくお願いいたします。
初回は「エージェントの選び方」についてです。
現在進行形でフリーランスの方、これからフリーランスになる方どちらにとっても、エージェントとの関係はフリーランスライフに大きく影響します。
契約中のエージェントに物足りなさを感じている方、これからエージェントを使ってみたいという方にとって、この記事が良いエージェントと出会うヒントになればと思います。

目次
・エージェントって何?
・大手と中小の比較
・登録時に考えること
・登録後が大切
・まとめ

エージェントって何?

フリーランスエンジニアにとって最も面倒な作業といえば営業活動ではないでしょうか。
会社に所属していれば営業担当が担ってくれることですが、フリーランスは自ら行わなければなりません。
通常の業務と並行しながら次の案件を探したり、現場と交渉を行うことは大きな負担です。案件の切れ目のたびに憂鬱な思いをしている方も多いのではないでしょうか。
そういった悩みを解決するのがフリーランスエージェントです。
要望に沿った案件探しや現場との交渉などを代行してくれるため、うまく活用することで本来のエンジニア業務に集中することができるでしょう。  

大手と中小の比較

フリーランスエージェントは、大手企業が運営するものと中小企業が運営するものの二種類に大別できます。
大手エージェントでは「レバテックフリーランス」や「Midworks」などが代表的です。
中小エージェントは規模の幅が大きく、質も含めて玉石混交と言えるでしょう。また、福利厚生を充実させていたり、高還元率を売りにしていたりと独自の特徴を持っていたりもします。
まずは大手と中小の特徴を①提案可能案件数、②案件単価、③仲介手数料(マージン)、④営業担当者数の4つのポイントで比較していきます。 

大手中小
提案可能案件数3000~4000500〜1500
案件単価高額案件多高額案件少
仲介手数料非公開、20%前後が多い 公開、10-15%
営業担当者数多い少ない

①提案可能案件数

大手:3000~4000
大企業との提携もあるため、エンド直〜2次請まで幅広く案件を扱っている。

中小:500~1500
大企業と直接契約できる規模ではないため、元請直、1次請、2次請が中心 。

②案件単価

大手:高額案件多
企業規模に伴い契約できる企業数が多く、大手企業とも直接契約できることからエンド直の高額案件が期待できる。

中小:高額案件少
企業規模を考えると大企業との直接契約が難しいことが多く、エンド直の高額案件は少ない。

③仲介手数料(マージン)

大手:非公開、20%前後が多い 
仲介手数料は案件によって変動。
エンド直案件は基本的に高単価だが、実際は仲介手数料を高め(30%程度)に設定しているケースも多い。
高単価案件においてはエンド側もハイレベルな技術者を想定しているため、マージンや予算がわからない場合はエンジニアに対する期待値・レベル感のズレが現場とエンジニア自身の間で生じることがある。その場合、コストに対して技術力不足とエンド側から認識され、早期退場となる可能性も高い。
経歴が重視されるフリーランスエンジニアとしては、受注単価やマージン率を確認するなどして早期退場のリスクを抑えたい。

中小:公開、10-15%
企業規模的に元請直、1次請、2次請が多く、実単価が低いこともあって仲介手数料は抑えめ。
大手と差別化するために仲介手数料を抑え、フリーランスにとってのメリットを増やすことで集客効果を狙う企業が多い。
実単価と報酬額の乖離がほぼ無いため、スキル的なミスマッチが起こりづらく、フリーランス自身の精神的な負荷も少ない 。

④担当者数

大手:多い
登録者数が多く、担当者一人が受け持つフリーランスの数も多いため、低単価案件に対しては消極的な傾向。
未経験者や歴1〜2年の微経験者を丁寧に扱ってくれるかは担当者次第。

中小:少ない
大手と比較して登録者数が少なく、担当者が受け持つ人数にも余裕があるため、低単価のエンジニアにも手厚い対応をする傾向。
ただし、低単価案件だからこそ、できる限りエージェント側の利益を出そうとフリーランスに不利な条件やマージン設定をするケースもあるので注意。

このように企業規模によって変わる特徴も踏まえて、 

のように自分の希望に照らし合わせてエージェントをおおまかに選別していくといいでしょう。 
ただし、これらの内容はあくまでも傾向なため、上記比較とは異なるケースももちろんあります。
さらに詳細な判断をするための具体的なポイントを次項で説明します。
※大企業ごと、中小企業ごとの細かい比較は別のコラムに書こうと思います。

 

登録時に考えること


おおまかな選別ができたらエージェントに登録していきます。
大前提として、サイトに詳しい情報の記載がないエージェントは切り捨ててしまってもよいでしょう。 
案件の概要や仲介手数料などの記載があれば概ね問題はないと思います。 

注意点を挙げるならば、

といったところでしょうか。
注意点まで考慮するとこの時点で絞りきるのは難しいと思います。
もし余裕があれば、気になるエージェント全てに一旦登録してしまうことがベストです。

では最終的な判断はどこでするのか? 
エージェントに登録後、担当者の見極めをすることで判断しましょう。

登録後が大切

登録後の担当者とのやり取りがエージェント探しの全てを決めるといっても過言ではありません。 
なぜなら、サイトに記載された魅力的な条件も担当者の善し悪しで変わってしまうことが多々あるからです。 
報酬が振り込まれないなどといったことはさすがにないかと思いますが、案件の提案に関してはどうでしょう。 
担当者がインセンティブを得るために、「あなたの希望案件とは違う、担当者が得をする案件」に誘導してくる可能性も考えられなくはありません。 
なかなか希望する案件が見つからない場合、「自分が担当する案件以外にあなたに合うものがあるかもしれないから他の担当者にも確認する」といった言葉があれば、誠実で信頼できる担当者と言えるでしょう。
担当者の人柄、姿勢は会話の中からしか読み取ることはできないため、 担当者としっかりコミュニケーションをとることが大切です。 
フィーリングが合わない場合、そのエージェントでの案件探しはおすすめできません。 
良い担当者と出会うことができれば、案件探しはもちろん、参画中もストレスなく業務に集中できるでしょう。

 

まとめ 

エージェントの選び方といったテーマで書いてみました。
一口にエージェントといっても様々な種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
さらにはフリーランスエンジニア自身にも様々な希望条件があるため、絶対的な正解は正直なところありません。
しかし、今回挙げたポイントを気にしながら選択することで、より良いエージェント/担当者/案件に出会える可能性が高まることは確かです。
個人的な意見ですが、エージェントごとの傾向はあるものの結局は担当者次第だと思います。自分の希望条件をある程度定めたら、ざっと登録してみて信頼できる担当者にお任せするのが良いのではないでしょうか。

最後に手前味噌にはなりますが、弊社の受注単価開示・業界最高還元率といった特徴はフリーランスの方へのメリットとしてとても大きいものだと思います。また、そういった数字の部分だけでなく、エンジニア一人ひとりに向き合った丁寧なコミュニケーション、フリーランス活動を行う上でのサポートシステムにも力を入れていますので、FREELANCE90を選択肢の一つにしていただければ幸いです。